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06-10-30

【東京】TOKYO ASIA MUSIC MARKETに行ってきました。

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 小西雄一@大阪(「Asia pops wind」の香港特集聴きつつ)です。

 25日、TAMM(Tokyo Asia Music Market)に行ってきました。
 カンファレンス2日目から参加したんですが、舞台にも客席にも見た顔が何人も。みなさん、お元気そうでなによりです。大きい荷物を背負って東京にお邪魔して申し訳ないです。ばてていたのは東京入りの前後の仕事のせいですのでご安心を。

 当日のライブ報告は「である」調で。
 なんで? という野暮は言いっこなし(^^;)

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 The 3rd TAMM(Tokyo Asia Music Market)に行ってきた。中華圏では、台湾から張震嶽Chang Cheng Yue and Free 9がショーケースライブに登場。当日の会場を沸かせていた。

 「張震嶽」を一言で言うと「やんちゃ」なんだろうと思う。

 彼の声ははっきり言ってRockではない。
 高音の響き方から考えれば、彼の声はポップスに合うような甘さと柔らかさがある。だから彼のバンドの楽曲は、何とはなしに僕のようなC-popperにも易々と受け入れることの出来るテイストが含まれているのかもしれない。(もちろん、元々アイドルの彼であるので、その容姿に魅力を感じる女性ファンもいるのだろうが、僕はその辺は関心がない。あの黒縁メガネとアゴヒゲの向こう側にある笑顔がいいのよと言われても困る。)

 それでも彼はRockをしている。
 既成概念も自分の適性も振り払っているからこそのRockなのだろうか。

 当日の彼のパフォーマンスは楽しかった。
 お下劣だ。しかし楽しい。
 無理矢理帰阪し、アンコールを聞き損ねても十分楽しい。
 日本人側MCがどんなにレベルが低かろうと、どんなにプレスリリースを噛もうと、今回のライブの趣旨を理解していなかろうと、くだらないMCの存在さえ忘れさせるように楽しいものは楽しいのである。

 「自由」を含めてのプレイリストは、完全に張震嶽メドレーだ。
 台湾人の観客も日本人ファンも口ずさめるフレーズだ。
 (F○CKしか知らねーのか、おめえは!!)と突っ込みを入れたくなる。
 しかし、楽しいのだ。

 彼から元気をもらったという表現は似つかわしくない。彼は僕や観客に元気をあげようなどという発想を持っているとは到底思えないからだ。彼は彼なりに勝手気ままにやってエネルギーを放出している、その放出したものに感電して、僕等の中で分子振動が生まれているだけだ。彼の楽しみ方はそういうところにある。
 彼のライブは、TAMMの仕掛け人である関谷元子さんが同組織のメルマガで書いていた「華流ではない」在り方を見事に表している、満足できるライブだった。大規模な商業ベースでのホールコンサートよりもこうしたライブの方が、日本とアジアのエンターテイメント市場においては重要なのではないかとさえ思えるほどという評価は決して誤りではなかろう。■

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